今後ますます有望な資格
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開業した一九七八年は、いまほどチーズケーキそのものがポピュラーではなかったし、相談
した生菓子の協会からは、「ケーキ店は体力が必要だから、六○過ぎの素人がやれるほど甘い仕
事ではない。大けがをする前にやめるべきだ』と一蹴された。
それでも、和田さんは自分の意志を曲げなかった。
⑭どこで自分らしさを出していくかがポイント
前述の林・土井国際特許事務所の土井健二弁理士は、静かに話し始めた。
弁理士といえば、司法試験や公認会計士と並ぶ超難関資格。しかも、全国に約三七○○人し
か有資格者がいない。顧客の要請に応じて、特許をはじめ工業所有権を保謹したり、意匠登録
などの手続きを行営7のがその仕事だ。
技術立国を自認するわが国において、今後ますます有望な資格として位置づけられるはずな
のに、土井さんは冒頭のような発言をする。
「なにしろ、バブル崩壊までは年間五○万件あった特許出願が、いまや三○万件に減少してし
まったのですから。看板さえ出して事務所を開けておけば、自然とお客さんがくるという状況